四時ダム[しときだむ] 田人
歴史・観光・行楽
春には桜が一面に咲き、太平洋を望むことが出来る。ダムの堤体から、山に向かって「ヤッホー」と叫びかけると「やまびこさん」が「ヤッホー」とこたえてくれる。
出典元:いわき市観光サイト
ジャズ喫茶[じゃずきっさ] 平
伝承・伝説
かつては近郊に8店舗ほどあったというジャズ喫茶。大人の男性が煙草を喫っているジャズ喫茶に通う高校生も多々いたという。現在はJAZZ喫茶&BerのDADDYの1店舗のみ営業している。
じゃんがら時計(じゃんがらからくり時計)[じゃんがらとけい(じゃんがらからくりとけい)] 平
歴史・観光・行楽
いわき市が誕生して25年目(平成3年)に作られた。時計が定時になるとからくりが動き出し、じゃんがらの服装をした人形が登場し鉦や太鼓をたたいて踊る。
じゃんがら念仏踊り[じゃんがらねんぶつおどり] 広域
民俗・芸能
いわき市と周辺市町村を中心に分布・伝承する郷土芸能。単に「じゃんがら」とも呼ばれる。月遅れ盆の時期に、鉦・太鼓を打ち鳴らしながら、新盆を迎えた家や寺院等を巡り、新盆の霊を供養する念仏踊り。 1656年に、小川江筋を開削した澤村勘兵衛一周忌に踊られたのが起源とされる。また、袋中上人や祐天上人を起源とする伝承も古くからあった。 盆の時期以外に目にすることは難しいが、Web上に多くの動画が公開されている。マップ上方には、じゃんがらの唄が掲載されている。
出典元:いわき市観光サイト
性源寺[しょうげんじ] 平
歴史・観光・行楽
岩城城主岩城忠次郎貞隆が龍門寺の第四世桃巌寿見代和尚に勧請し、開山創建した。戊辰戦争時は、寺本堂が野戦病院として利用され、15名の医師が敵味方問わず治療したという。
出典元:公式HP
常磐共同火力 勿来発電所[じょうばんきょうどうかりょくなこそはつでんしょ] 勿来
歴史・観光・行楽
常磐炭田の低品位炭の活用を目的に東北電力、東京電力、炭鉱会社の出資により設立。現在は石炭をベースとしながらも、燃料情勢の変化に対応した新しい利用技術による発電も行なっている。
出典元:公式HP
常磐線[じょうばんせん] 広域
歴史・観光・行楽
日暮里駅〜岩沼駅343.7km を結ぶ、「本線」を名乗らない最長の路線。常磐炭田の石炭輸送のために敷設された。震災・原子力災害による長期運休を経て、2020年3月14日全線運転再開を迎えた。
常磐炭田[じょうばんたんでん] 広域
歴史・観光・行楽
19世紀後半から20世紀前半にかけて、福島県双葉郡富岡町から茨城県日立市までに広がって存在した炭田。戊辰戦争が終結した直後、神永喜八、片寄平蔵らにより発見された。常磐炭鉱(現・スパリゾートハワイアンズ)は浅野財閥の磐城炭鉱と大倉財閥の入山採炭が第二次大戦中に合併し設立された。
出典元:ほるる
白井遠平[しらいえんぺい] 小川
人物
1846年、現在の栃木県真岡市に生まれた。11歳で小川町の白井家に一家養子に入った。政治家として活躍後、実業界で手腕を発揮。渋沢栄一、浅野総一郎、安田善一郎ら一流の財界人を動かし、いわきの炭鉱開発と京浜地帯への陸路の整備を目指し、日本海岸線(現・常磐線)、平郡線(同・磐越東線)開通の道を作った。
新川のグッピー[しんかわのぐっぴー] 内郷
伝承・伝説
常磐炭礦の採掘の際に出る温泉水を大量に新川へ流していました。そのため水温が上がった新川には熱帯魚の「グッピー」が繁殖していたそうです!
震災遺構 請戸小学校 [しんさいいこうなみえちょうりつうけどしょうがっこう] 浪江町
歴史・観光・行楽
2021年10月、福島県内初の震災遺構として開館。校舎の1階部分は津波被災の爪痕を出来る限り当時のままの状態で保存しており、2階は4~6年生の教室に震災関連資料を展示。東日本大震災の脅威や教訓とともに地域の記憶や記録を後世に伝え、防災意識の向上を図ることを目的としている。
出典元:公式HP
水車小屋[すいしゃごや] 平
伝承・伝説
明治末期頃まで、新川町は豊間・江名まわりの浜街道の宿場町として、水郷の風雅な風景を描き、繁盛していたという。一角には愛谷江筋から水を採って新川に落とす精米用の大きな水車があり、水車だけはその後の常磐線開通後の街の変化や、新川の埋め立てが進んだ後もしばらく残っていたという。
出典元:「懐郷無限」斎藤伊知郎著
鈴木酒造[すずきしゅぞうてん] 浪江町
特産品・土産
浪江町請戸地区で営業していたが、東日本大震災の津波によって全建屋が流出。2011年12月より山形県長井市で酒づくりを再開。2021年3月には、浪江町内(道の駅なみえ内)に醸造所を新設、浪江町での酒づくりを再開した。定番酒は「磐城壽」で、地元漁師の大漁祝いとして進呈されていた。
出典元:公式HP
スパリゾートハワイアンズ[すぱりぞーとはわいあんず] 常磐
歴史・観光・行楽
いわき湯本温泉の豊富な湯量を活用した、6つのテーマパークからなる温泉レジャー施設。1年中28度に設定された館内では、常夏ムード満点のプールや世界最大級の大露天風呂「江戸情話与市」など一日中温泉を満喫できる。また、フラガールとファイヤーナイフダンサーによるエンターテイメントショーは必見。
出典元:公式HP
スポルト平[スポルトたいら] 平
歴史・観光・行楽
ボウリングだけでなく、ビリヤードやゲームセンターも備えている。ゆとりの24レーンに加え、キッズ専用アイテムも取り揃え、家族で楽しめるボウリング場となっている。
住吉神社と磯山[すみよしじんじゃといそやま] 小名浜
伝承・伝説
ここの住吉神社の御神体は「磯山(いそやま)」と呼ばれる海蝕の跡が残る岩山で、かつてここに海があったことを示している。そして、住吉神社は航海の無事を祈り、学問や芸術の神としても信仰され、遣唐使との関わりも深いとされる。そして船が埋まっているという伝説。かつてのいわき地方が担っていた役割を想像させる神社。
出典元:海と日本project. in ふくしま 磐城国 海の風土記 vol.5(日本財団)
住吉磨崖仏[すみよしまがいぶつ] 小名浜
歴史・観光・行楽
遍照院の裏山の西崖面に6つの龕が作られ、中に厚肉彫の尊像が掘り出されている。鎌倉時代の仏教思想を背景として彫刻されたと言われている。貴重なものとして昭和61年にいわき市指定史跡に指定された。
ズリ山[ずりやま] 広域
伝承・伝説
石炭と一緒に掘り出された岩石などをトロッコを用いて長年積み上げられてできた山状になった物を常磐炭田では“ズリ山”と呼ぶ。