いわき平時空MAP

いわき平時空MAP

時空を超えてつながる
浜通り、いわき、平

太平洋のふたつの潮流がぶつかる潮目のまち、いわき。潮の流れに乗って、あるいは風に乗って。鉄路や道路からもさまざまなものが流れ着き、南は常陸、北は双葉相馬に至るまで、各地に色とりどりの歴史や文化を残してきた。

その入り口に、平あり。西に阿武隈の山並みを、東に太平洋を望み、城下町として、そこに暮らす人だけでなく、働く人や旅する人、集う人たちを受け止めてきた。平はまさに玄関口。この地の有象無象に触れるアクセスポイントだ。

さあここで、想像力のスイッチを入れてみよう。匂いを嗅ぎ、音を聴き、味わい、道を歩き、なにかに触れ、そこにあったかもしれない風景を感じ取ってみよう。時空を超えてまちをとらえ直すとき、この地の見えざる魅力が、にゅるにゅると立ち上がるはずだ。
ようこそ、あなたの想像力の扉を開く玄関口、いわき平へ。

いわき平時空MAP全体イメージ

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駅は、時空を越える玄関口でありたい

ふるさとの訛りなつかし停車場の人ごみの中にそを聴きにゆく

歌人石川啄木が、ふるさと東北の訛りを求めて向かった駅。そこには人ごみがあります。言葉があり、匂いがあり、音があり、別れの悲しみ、再会の喜びもあります。思えば駅とは、その地域の見えざるなにかを感じ取るアクセスポイントだったはずです。

物流や経済、観光や交流の中心地として、だけではなく、そこに生きる人たちが、自ら再生する力を育むことのできる場所として、いま一度、駅を捉え直してみたい。そんな思いから、「いわき平時空MAP」の制作プロジェクトが動き始めました。

制作過程で見えてきたのは、目に見えるものの豊かさだけでは計り知れない、いわきの、歴史や文化の地層の厚みでした。ならば駅もまた、地点と地点を結ぶだけではなく、過去と今を、そして未来とをつなぐ場所でありたい。いわき平時空MAPは、鉄道に関わる私たちにとっての「道しるべ」でもあるのです。

いわき平時空MAPプロジェクト一同

いわき平時空MAP・いわき平時空MAP ジテンともに、福島県浜通りに関わる有志によって作成いたしました。
主に公式の情報を参考にしながら、多くの方からお伺いした情報をもとに作成しております。
時代の流れの中で変化していった物事もあり、史実、現状と異なる可能性もございますが、ご了承いただけますと幸いです。

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